営業職はモノやサービスを販売するだけでなく、ニーズへのリサーチ力や企画作成、円滑なコミュニケーションなど、必要とされる能力が多岐にわたる職種です。
しかし、営業職のみなさんの中には「スキルアップの方法がわからない」「自分の実力レベルが不安」といった悩みのある人もいるのではないでしょうか。
そんな疑問の解消に役立つのが資格です。
今回は、営業力を強化したい人におすすめの資格・検定について紹介します。
オンライン商談の成果を最大化させるツール「ailead」の資料ダウンロードはこちら
営業士検定はJSP日本営業士会が実施しており、サービス企業やメーカー企業の営業に必要不可欠なスキルを身につけられる資格です。
3つの等級があり、「初級」は営業に関する基礎とスキルを理解した営業担当者、「上級」は企画型営業の知識を有し、マーケティングやマネージメントにおける能力を習得している中堅幹部、「マスター」は経営について高度な専門知識、営業事業や戦力立案の実行、コーディネイト手法の知識を習得している幹部クラスを対象としています。
通信講座も用意されていますので、効率的に学習を進めたい人におすすめです。
営業には建築や金融をはじめ、商業・工業・IT・医療・情報系など多くの職種がありますが、営業士検定は総合的な営業知識を身につけられるため、どのような仕事内容であっても取得していて損はありません。
自分の実力を証明とするものとして、はじめに取得しておきたい資格です。
略称で宅建とも呼ばれる、不動産取引の専門家(宅建士)を示す国家資格です。
不動産売買や賃貸物件の斡旋・契約時に、専門知識のない顧客に対してくわしい説明ができるようになります。
合格率は例年15%前後という難易度の高い資格ですが、取得できればキャリアアップや不動産取引法務のエキスパートとして活躍できますし、会社によっては月5千~5万円の資格手当がつく場合もあります。
また、転職にメリットが大きい点も見逃せません。
例えば、住宅メーカの建築会社では自社物件を販売する際に宅建の資格が不可欠ですし、都市銀行では不動産を担保にして融資する場合に、資産価値を評価する宅建士の知識が求められます。
支店ごとに宅建士を雇う金融機関も少なくありません。通用する業界が広いところは、他の資格にはない最大の魅力です。
損害保険募集代理人は、損害保険を販売する際に必要となる資格です。
この資格がなければ、損害保険の販売はできません。
試験内容は、損害保険の基礎知識を問う「基礎単位」と、「商品単位」の「自動車保険単位」「火災保険単位」「傷害疾病保険単位」の全4種類。
不動産業の営業としては「基本単位」「火災保険単位」を取得していると便利です。
この試験は、合格率が例年90%を超えています。
事前に勉強をしておけば容易に合格できるので、不動産業界に勤めているなら早めに取っておきましょう。
生命保険の営業職員には、生命保険募集人の資格が必須です。
この試験は、生命保険会社や代理店に就職している人のみが受けられます。
事前に8日以上の研修を受けた後、「一般過程」を受験し、試験に合格したら金融庁にて登録します。
試験も○×問題と、簡単な計算問題が出題されるだけでむずかしくはありません。
営業マンとしてさらに上を目指したいなら、生命保険販売に関する専門知識と周辺知識を習得する「専門課程試験」や、生命保険資格において最上ランクの「生命保険大学課程試験」に合格してキャリアアップをはかりましょう。
わたしたちの生活は、いまやIT技術なしでは成り立ちません。
あらゆる業種にIT技術が浸透しています。
そうした現状において、ITパスポート試験は仕事や日常生活に最も身近な資格といえるかもしれません。
ITを活用するすべての社会人や学生が備えておくべき、ITの基礎的な知識を証明する国家試験です。
IT業界で働くなら、IT企業活動や法務的知識があることを証明できるので必ず取得しておきましょう。
試験はPCによるCBT方式で行われます。
四肢択一式で全100問、合格率は50%程度です。
「ストラテジ系(経営全般)」「マネジメント系(IT管理)」「テクノロジ系(IT技術)」の3分野で構成され、各分野300点以上/1000点かつ総合評価点600点以上/1000点をマークすれば合格です。
ファイナンシャルプランナーとは、税金・投資・住宅ローン・教育・老後など、人生のあらゆる局面において問題となるお金について、相談者の希望や目標がかなうようにサポートする専門家です。
ファイナンシャルプランナーが扱うお金の分野は、以下の6つです。
第一に年金関連の「ライフプランニング」
第二に債券・貯蓄・株式・投資信託についての「金融資産運用」の分野
第三に税金に関する「タックスプランニング」
第四が入るべき保険などを整理する「リスク管理」
第五に不動産取引の法律や税金について扱う「不動産」分野
最後に、非課税枠の仕組みを知り、事前に節税等の対策を行う「相続・事業承継」の分野
お金に関するあらゆる情報を網羅し、アドバイス・資産設計するスペシャリストですね。
特に個人営業では、顧客から家計について相談されることもあるため、この資格によって営業の実力に付加価値をつけることができるでしょう。
今回は、営業力を強化したい人におすすめの資格・検定などについて紹介しました。
営業活動は、商談以外にも顧客へのメールでの連絡や社内での報告、議事録の作成など多くの業務を行う必要があります。
営業活動の成果を最大化させるためには、上手くツールを活用して、顧客に向き合う時間を増やすことが重要です。
aileadを活用することで、オンライン会議の文字起こしや録画データの社内共有が非常に簡易化されます。
ぜひ、aileadを活用して営業活動の成果を最大化させましょう。
↓aileadの資料ダウンロードはこちらから↓
aileadの機能詳細等を掲載したサービス資料をダウンロードいただけます。