グロース
2023-09-01
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働き方改革やコロナ禍にともなってテレワークが普及してきました。
就職活動においてもオンラインでの面接を導入する企業が増えています。
オンライン面接とはインターネットを利用したビデオ通話による面接であり、場所や時間の自由がききやすく企業にも求職者にもメリットの大きい方法です。
今回は、オンライン面接を録画をする際の注意点や録画するためのおすすめツールについて紹介します。
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オンライン面接はパソコンやスマートフォン、タブレットなどインターネットに接続できる端末を使って、SkypeやZoomなどビデオ通話の可能なツールによって行われる面接です。
時間や場所に自由がききやすく、面接会場の確保も不要、求職者側にとっても交通費や移動の負担がなく、遠方だからという理由で受験を断念する必要がないなど、多くのメリットがあります。
また、ビデオ通話であることから、録画が可能です。
対面の面接であれば、限られた人数の面接官による面接を1度行えばそれで終わりであり、面接官の主観や記憶、そのときの雰囲気などにも結果が左右されるでしょう。
オンライン面接を録画するメリットは、面接官として面接に参加していなかった人も録画を見ることで求職者を評価することができる点です。
これにより、限られた面接官の主観にのみ縛られず、求職者により公平で客観的な評価が可能です。
それに、録画をしておくことができることがそのまま採用試験の記録となるので、別途面接官が面接内容を記録したり、記録を管理したりという業務の負担を減らすことができるでしょう。
また、面接を受ける求職者側にとっても、面接が録画されていることがわかれば、パワハラ、セクハラなど問題になりそうな内容の面接にはならないだろう、という安心感につながりますし、実際にそのようなトラブルの抑止力ともなります。
それに、実際の面接の様子を録画した動画は、社員を面接官として教育したいときの教材として利用できます。
このほか、録画機能を利用することで、企業があらかじめ設定した質問に対し、求職者側が自分の都合の良い時間を使って回答をビデオ録画したものを提出するという方法を導入している企業もあります。
求職者側も自宅など馴染んでいる場所で回答することが多いため、対面の面接に比べるとむやみに緊張することなく、普段の状態に近い人柄を見られることが多いです。
もう1つメリットを挙げるとすれば、応募者をより多く集められる可能性があります。
場所を選ばず日程調整の融通がききやすければ、応募からオンライン面接までの期間をより短くできるためです。
録画機能を利用して回答動画を提出する自由度の高い形態の面接であれば、より幅広い人材を集めることができるでしょう。
若い人材不足に悩んでいる業種なら特に、インターネットの普及している時代の中で常に情報収集している求職者から企業1社1社が評価され続けているといえます。
良い人材がいても企業に悪い口コミがあれば辞退されてしまうことも少なくありません。
まず少しでも多くの求職者を集めることも、良い人材の採用のために必要になっているのでしょう。
オンライン面接の録画にはメリットが多く、多くのオンライン面接ツールにも録画機能が備わっています。
だからといって、求職者という相手のある面接ですから、何の断りもなく録画をすることには問題があるでしょう。
オンライン面接を録画する際に、後々トラブルになることを避けるための注意点をいくつか紹介します。
オンライン面接を録画すること自体は特に違法でも何でもありませんが、録画を行う場合には必ず相手の許可を得るようにしましょう。
問題となるのは録画したデータを一般公開したり、社外に流出させてしまったりしたときです。
特に録画したデータから関わっている企業や話している人が特定できる場合には、法的な問題に発展することもあります。
話している内容によっては名誉毀損、プライバシーの侵害などに当たる可能性もあります。
これは逆にいえば、面接を受ける求職者側が無断で面接を録音などして、問題のある面接である場合訴えを起こすときの材料とすることもできますので、録画・録音されて困るような言動をしないように注意するべきなのは、企業側も求職者側もまったく同じだといえるでしょう。
つまり、オンライン面接の録画をする場合、録画したデータの管理には十分に気をつける必要があります。
社外に流出するようなことがないよう、社内の運用ルールを定めて運用することがおすすめです。
それでは、録画機能のついているおすすめオンライン面接ツールをいくつか紹介します。
無料のサービスでもSkype、Google Meet、Zoomなどが利用でき、ビデオ通話の録画ができますが、ここではオンライン面接に特化した有料ツールを紹介します。
導入を考えている人は、面接の規模や予算などを合わせて検討してみてください。
株式会社バベルが提供するailead（エーアイリード）は、クラウド商談解析ソフトです。
ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teams、Salesforceなどのツールと連携して利用できるソフトウェアで、面接だけでなく商談や会議を録画し、それだけでなく自動的に記録・解析・管理までを行ってくれます。
オンライン面接に特化したソフトではありませんが、オンラインツールとしての汎用性が広く、社内の多くの業務で利用することができるでしょう。
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株式会社スタジアムが提供しているインタビューメーカーは、Web面接に特化型システムです。
オンライン面接、録画面接のほか、Web説明会にも対応できます。
日程調整機能があり、オンライン面接の自動受付を行います。
面接ツールとしては非常に多くの企業が導入しており、使い勝手の良さから高い評価を得ているツールです。
特に数多くの面接をこなす必要がある企業向きといえ、企業のニーズに合わせたサービスプランが複数用意されています。
株式会社マージナルが提供するBioGraphはWEB面接の専用システムです。
システムのシンプルさが特徴で、導入時の負担を最小限に抑えています。
スケジュール管理をシステム内で一元管理できるので面接担当者の負担を軽減し、応募者側にもシステム登録などの負担を課すことなく簡単に応募の手続きができるように設計されています。
ごく最低限のプランから導入して試してみることができ、新システムの導入が苦手な人にもハードルの低い、親切なサービス設定となっています。
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今回は、オンライン面接を録画をする際の注意点や録画するためのおすすめツールなどについて紹介しました。
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