新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、ビジネスシーンではテレワークが急速に広まりました。
Zoomなどのweb会議ツールを使用したオンラインミーティングは、今や企業活動に欠かせないものとなっています。
Zoomには文字起こし機能が搭載されていますが、2021年12月現在では日本語には対応していません。
今回は、Zoomのミーティング/Web会議を録画して日本語での文字起こしを行う方法について紹介します。
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Zoomには録画・録音機能が搭載されています。
画面下部にある「レコーディング」のアイコンをクリックすることで会議の記録をとることが可能です。
ただし、ホストのみが持つ権限であるため、参加者がレコーディングをおこなうにはホストから「レコーディングの許可」をもらわなければなりません。
また、無料版の録画機能はパソコンのみで使用できることにも注意しましょう。
Zoomでの会議が終了すると、録画データの保存先を確認するタブが出ます。
無料版では使用したパソコン内のストレージしか選択できませんが、有料版は使用デバイス内のほかクラウドストレージを選択して保存することもできます。
動画のファイル形式はMP4、音声のみを保存した場合はM4Aです。
Zoomでのミーティングを録画できたら、その動画の音声を元に文字起こしを行います。
「実際に音声を聞きながら文字を起こす方法」、「文字起こしを外注する方法」、「文字起こしツールを使用する方法」のいずれかを採用するのが一般的です。
以下に、それぞれの方法を説明します。
音声を聞きながらWordなどのテキストエディタへ会議内容を入力します。
原始的な方法ですが、最も高い精度で文字起こしができる方法です。
聞き取りにくい箇所があっても、その会議に参加した人なら内容を思い出して対応することもできます。
しかし、文字起こしには非常に時間がかかるため、ミーティングの回数が多かったり会議時間が長かったりすると担当者のリソースを圧迫してしまうのが難点です。
文字起こし作業をクラウドソーシングなどで外注することもできます。
相場は1分あたり100円前後で、1時間の文字起こしなら6000円程度です。
わずか20~30分の会議内容を書き起こすだけでも作業に何時間もかかることを考えれば、外注コストはそれほど高くありません。
ただし、会議内容によっては機密事項が含まれるなど外注に適さない場合もあります。
誤字脱字が多いなど文字起こしの品質が満足いくものでなかったり、納期を守ってもらえなかったりするケースもあるので注意が必要です。
動画または音声ファイルから文字起こしができるツールがあります。
議事録作成向けの「スマート書記」やiOS対応の「Texter(テキスター)」など多くのツールが提供されているため、用途やプラットフォームに合わせて選ぶとよいでしょう。
音声ファイルをWeb上にアップロードするだけでテキストに変換してくれるサービスもあります。
音声認識の技術革新はめざましく、従来よりも高い精度で文字起こしができるようになりました。
しかし、ノイズが入っていると誤認識したり専門用語の漢字変換に難があったりするため、校正などの確認作業が必要です。
Zoomと連動させて、リアルタイムに文字起こしを行う方法もあります。
その文章記録を元に、録画を見直しながら必要な部分だけ訂正をすれば文字起こし作業の効率化が図れます。
ここでは、Zoomでリアルタイムに文字起こしをするのに役立つサービスやツールを紹介します。
NTTコミュニケーションズ株式会社が提供するクラウド型議事録作成支援サービスです。
Zoomでの会議やミーティングなどの音声をAIによってテキスト化するだけでなく、多言語対応のリアルタイム翻訳も可能です。
AIによる発言内容のラベル付け、会議の要点やタスクの自動抽出、タスクの実行管理といった機能で議事録作成の効率化を支援します。
海外取引先とのコミュニケーションツールとしても活用できるのが特徴です。
株式会社オルツの「AI GIJIROKU」は、Zoomと連携するだけで日本語字幕を表示できます。
業種別の語彙を持った音声認識強化エンジンを搭載しているため、音声認識精度は99.8%と高水準です。
話者識別機能や30カ国語対応のリアルタイム翻訳機能も備えています。
iOSおよびAndroid端末でも利用可能で、出先での急なオンライン会議にもスマートフォンから文字起こしをすることが可能です。
Zoomミーティングが終了すると、文字起こしを自動で保存します。
短時間かつ少人数での社内ミーティングなどでは、Googleドキュメントでの文字起こしが手軽で簡単です。
Googleアカウントさえあれば無料で利用できるのでコストも抑えられます。
Zoomで会議を始める前に記録用のドキュメントを作成し、参加者と共有しておきます。
会議が始まったら参加者それぞれが共有ドキュメントを開いた状態で音声入力をONにし、発言内容を記録していきます。
認識精度は以前より高くなってはいるものの、誤字や脱字がある程度は出てしまうものです。
あとで読みやすくするために、会議終了後に校正して体裁を整えておきましょう。
aileadでもzoomにbotを参加させることで、録画・録音はもちろん文字起こしまで行えます。
文字起こしの精度も非常に高く、ミーティングの議事録の早期作成や会議の振り返りなど幅広い目的で活用されています。
文字起こしに関しては、話者分離の機能もあるため、他の文字起こしのツールと比較して、圧倒的に議事録が作りやすいこともメリットの1つです。
aileadは、zoomやGoogle meet、Microsoft Teamsと連携したWeb会議を録画、文字起こしすることで、営業活動の成果を最大化、効率化するサービスです。
大手IT製品レビューサイトでは、プロダクトの機能の豊富さや使いやすさ、サポートの充実度などで評価いただき、セールスイネーブルメントのカテゴリにおいて顧客満足度No.1を獲得しています。
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aileadは、各種Web会議ツールと連携することで、会議・商談を自動で録画しつつSFA(営業支援ツール)に自動で保存可能です。
また、録画データを最先端AIが文字起こし・音声解析することで、会議・商談の振り返りや議事録作成などの業務を大幅に効率化します。
顧客との商談のクオリティを上げることによって成果を出しやすい仕組みを作ったり、議事録作成や社内共有などの業務を軽減することによって顧客対応に回せる時間を増やせるといった、営業活動には欠かせないツールです。
今回は、Zoomのミーティング/Web会議を録画して日本語での文字起こしを行う方法などについて紹介しました。
オンライン商談は、移動の時間が必要なく数をこなしやすい反面、その分十分に振り返りを行えている企業が少ないです。
商談数を増やすだけでなく、その後の受注率を向上させるためには、録画データをURLで共有してフィードバックをもらったり、会話の自動分析機能を確認するなどして、PDCAサイクルを回すことが重要です。
ぜひ、aileadを活用してオンライン商談の成果を最大化させましょう。
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