zoomによるミーティングが普及しましたが、自宅などの条件や通信環境に左右されることも多く、不便を感じることがあるものです。
特に、音声がよく聞こえないと、会議の意味をなさなくなってしまう場合もあるでしょう。
今回は、zoomの便利な字幕機能とその設定方法について紹介します。
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zoomは無料でWeb会議やオンライン飲み会を行うことができるツールです。
無料でありながら非常に多機能で、ライブ文字起こし(自動字幕生成)の機能もあります。
ただし、zoom自体の会議中の発言を自動的に字幕にしてくれる機能は2021年9月時点では英語のみの対応です。
自動的に日本語の字幕を表示させることはできませんが、手入力のテキストを画面に表示させることができます。
しかし手入力しか手段がないわけではなく、サードパーティ製のツールとzoomとを連携して使うことで、日本語の会議の発言を自動的に文字起こしして字幕にすることも可能です。
zoomミーティング中に字幕機能を使うことによって、いろいろなメリットがあります。
まず、zoomミーティングを快適に行うためには、適切な端末や通信環境、それに騒がしくない場所などの条件が必要となるでしょう。
しかし、それぞれまったく別の場所からミーティングに参加するため、それぞれに環境も違います。
そのときの状況によってzoomの通信がうまくいかず、映像や音声が乱れることもよくあるはずです。
特に音声に何らかの不具合がある場合、参加者の声が聞こえなくても字幕があることで会議の内容を把握できます。
逆に、音声を発することのできない参加者がいても、字幕機能を使うことで発言もできます。
また、通信環境の問題ではなくそもそも聴力に問題のある人でも、字幕機能を利用することによってzoomミーティングへの参加が可能です。
会議内容を翻訳したものを字幕で表示すれば、多言語でのミーティングも可能となります。
あるいは、会議中に難しい専門用語などが出てきたときに、会議の流れを妨げることなく字幕で用語の補足説明などをすることもできるでしょう。
つまり、大勢の人がさまざまな場所で、言語や身体能力などに大きくとらわれることなく、同じzoomミーティングに参加するための補助ツールとして、字幕機能を活用することができます。
zoomの字幕機能では、手入力したテキストを字幕として画面に表示できます。
字幕の表示先はPC、スマホともに可能ですが、字幕にする文字入力はPCのみで可能です。
字幕の手入力は複数人による同時入力や連携入力はできません。
字幕機能を使用するためには、事前の設定が必要となります。
PCの場合には、zoomのHPにアクセスしてログインし、設定タブ内の「ミーティングにて(詳細)」にある「字幕機能」をオンにします。
スマホの場合には、スマホでzoomアプリを起動して下部にある「設定」タブをタップ、次に「ミーティング」タブをタップし「字幕」の項目をオンに変更しましょう。
実際に字幕を表示するためには、zoomアプリを起動してから下部のコントロールバー内にある「字幕」をクリックします。
そして、「入力するユーザーの割り当て」で字幕を入力するのが他の参加者なのか、あるいは自分自身かを選択しましょう。
自分が入力する場合には入力スペースに字幕の内容を入力し、Enterキーを押して送信します。
自分以外の担当者が字幕を入力する場合には、担当者が字幕を入力し始めると他の参加者のzoom画面の字幕ボタン上に「字幕を利用できます」の文字が現れます。
このときに字幕ボタンをクリックすると「サブタイトルを表示」「フルトランスクリプトを表示」「サブタイトルの設定...」の3つの項目が表示されます。
これらは字幕を表示する方式を意味しており、コントロールバー上部に映画の字幕のような状態で表示される「サブタイトル」と画面の右側に字幕表示専用のウインドウが現れ、タイムスタンプとともにコメントのように表示されていく「フルトランスクリプト」の2種類があります。
ただし、スマホの場合は字幕の表示はサブタイトルのみです。
「サブタイトルの設定...」をクリックすると、字幕の文字サイズを変更する設定ウインドウが表示されます。
サブタイトル方式を選択した場合には、字幕を自分の見やすいサイズに調節すると良いでしょう。
会議中の発言が自動的に文字起こしされて字幕として表示されれば、発言が聞き取れなかったときなどにもすぐに確認できるので便利です。
それに、自動で文字起こしをしてくれるので議事録の作成にも役立つでしょう。
zoom単体の機能だけでは日本語の発言の自動字幕生成はできませんが、サードパーティのツールを連携して使用することで日本語の自動字幕生成機能が利用できるようになります。
ここでは、無料で使用できるサードパーティのツールの使い方を1つ紹介します。
「UDトーク」というスマートフォンのアプリです。
UDトークを使う前に、zoomにサインインして字幕機能をONにしておきます。
zoomアプリを起動後、下部メニューの「クローズドキャプション(字幕)」をクリックして、さらに「APIトークンをコピー」をクリックしておきましょう。
次に、スマートフォンにUDトークをインストールして起動すると、「UDトークがマイクへのアクセスを求めています」というメッセージが表示されるので「OK」を選択し、名前と言語を設定したら「タップしてUDトークを始める」をタップします。
UDトークの画面が開いたら「トークを始める」をタップし、続けて「外部字幕サービス連携」をタップしましょう。
そして「字幕を送信する」をONにします。
その下にzoomの「字幕サービスAPIトークンをペーストしてください」と書かれた枠があるので、先ほどzoomでコピーしておいたAPIトークンをペーストしましょう。
それから、「日本語(JP)タップして話す」をタップすると字幕の表示が開始されます。
他に、少人数でのzoomミーティングであれば、Googleドキュメントを使った音声入力を使って議事録を作成する方法もあります。
この方法を使うためにはGoogleアカウントが必要です。
アカウントを作り、ログインした状態でChromeでGoogleドキュメントを開き、ツールのタブより「音声入力」を選択しましょう。
マイクのアイコンが表示されるのでクリックすると、パソコンのマイクが認識した音声をGoogleドキュメント上に自動的に文字入力し始めます。
ただし、zoomミーティングへの参加者全員の声を文字起こしするためには、そのGoogleドキュメントを参加者全員でシェアし、それぞれが自分が喋っている最中に音声入力をオンにしておく必要があります。
zoomの画面上に字幕が表示できるわけではありませんが、補助的に活用したり議事録作成に利用したりできるでしょう。
ビジネス上でzoomミーティングを頻繁に利用していて、精度の高い議事録を作成しているオフィスであれば、よりクオリティの高い自動字幕生成機能を提供してくれる有料のサービスを利用することをおすすめします。
サービスごとに異なりますし、「えーと」などの特に意味のない発言を自動的に省く機能などもあるので、予算や機能をよく比較検討したうえで取り入れましょう。
aileadを導入し、zoomと接続することでzoomミーティングでの会話内容を自動で文字起こしします。
zoomミーティング終了後、aileadの管理画面では、zoomミーティングの録画情報とともに誰が何を発言したかが高精度で確認できます。
また、会議の録画情報は、時間を指定した上でURLでの共有が可能です。
共有されたURLを開くとすぐに会議情報を確認し、コメントを残せます。
aileadとzoomを連携していれば自動で録画し、文字起こしが行われるので、議事録作成には必須のサービスです。
aileadは、zoomやGoogle meet、Microsoft Teamsと連携したWeb会議を録画、文字起こしすることで、営業活動の成果を最大化、効率化するサービスです。
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aileadは、各種Web会議ツールと連携することで、会議・商談を自動で録画しつつSFA(営業支援ツール)に自動で保存可能です。
また、録画データを最先端AIが文字起こし・音声解析することで、会議・商談の振り返りや議事録作成などの業務を大幅に効率化します。
顧客との商談のクオリティを上げることによって成果を出しやすい仕組みを作ったり、議事録作成や社内共有などの業務を軽減することによって顧客対応に回せる時間を増やせるといった、営業活動には欠かせないツールです。
今回は、zoomの便利な字幕機能とその設定方法などについて紹介しました。
営業活動は、商談以外にも顧客へのメールでの連絡や社内での報告、議事録の作成など多くの業務を行う必要があります。
営業活動の成果を最大化させるためには、上手くツールを活用して、顧客に向き合う時間を増やすことが重要です。
aileadを活用することで、オンライン会議の文字起こしや録画データの社内共有が非常に簡易化されます。
ぜひ、aileadを活用してzoom会議の文字起こしを自動化しましょう。
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