SNSマーケティングを活用すれば、これまでリーチできなかった層に効率よく集客できる可能性があります。
SNSに取り組みたいものの、具体的に何をすればよいかわからず困っている方は多いでしょう。
今回は、SNSマーケティングの概要と具体的な手法、BtoBビジネスにおける成功事例などについて紹介します。
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SNSマーケティングは、SNSを活用してユーザーとコミュニケーションを図り、ファンを獲得したり売上を伸ばしたりするマーケティング手法です。
主な特徴として、短期間で商品やサービスの知名度を高められる可能性があること、双方向のコミュニケーションを通して顧客ロイヤルティを高められる可能性があることなどがあげられます。
SNSマーケティングに活用されている主なサービスは次の通りです。
ツイートと呼ばれる原則140文字の短文を投稿するSNSです。
ツイートを再びツイートするリツイート機能が搭載されているため、他のSNSよりも拡散力に優れるといわれています。
総務省が発表している「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、全年代の利用率は42.3%、最も利用率が高い年代は20代(79.8%)となっています。
実名登録を原則とするSNSです。
この特徴を利用してビジネス用途で利用しているユーザーは少なくありません。
また、この特徴から他のSNSよりも炎上しにくい傾向があるといわれています。
BtoBマーケティングに適しているSNSといえるでしょう。
総務省が発表している資料によると、全年代の利用率は31.9%、最も利用率の高い年代は30代(48.0%)です。
写真や動画の投稿をメインとするSNSです。
イメージを共有しやすいため、企業や製品のブランディングに適しています。
ただし、シェア機能がないため、他のSNSよりも拡散力は弱いと評価されています。
大きな拡散を狙う場合は、他のSNSと連携するなどの工夫が必要です。
総務省が発表している資料によると、全年代の利用率は42.3%、最も利用率の高い年代は10代(69.0%)です。
1分程度の動画を作成・投稿するSNSです。
商品に関連したコンテンツの作成・投稿をTikTokユーザーに促せるハッシュタグチャレンジなどの広告を配信できます。
総務省が発表している資料によると、全世代の利用率は17.3%、最も利用率の高い年代は10代(57.7%)です。
比較的、新しいSNSであるため、ユーザーは10代、20代に偏っている傾向があります。
現状では、若年層向けのマーケティングに適しているSNSといえるでしょう。
SNSマーケティングは、多くの企業から注目を集めているマーケティング手法です。
その理由として以下の点があげられます。
SNSは若者が利用するものと思われがちですが、現在では年代を問わず利用するサービスとなっています。
総務省が発表している「令和3年通信利用動向調査ポイント」によると、全年代におけるSNSの利用率(個人)は78.7%です。
前年度よりも4.9%上昇しています。
特に、60代・70代の伸び率が大きいようです。
60代は前年度より10.8%、70代は前年度より13.2%も上昇しています。
60代の利用率は71.7%、70代の利用率は60.7%です。
全年代で最も利用率が高い年代は93.2%の20代となっています。
SNSの普及に伴いユーザーの検索行動が変化している点もSNSマーケティングが注目を集める理由としてあげられます。
現在のユーザーは、検索エンジンだけでなくSNSでも情報を集めるようになっています。
検索エンジンだけで集客していると、見込み客を逃してしまう恐れがあります。
SNS検索の特徴は、トレンドに触れやすいことや利用者の生の声を集められることなどです。
マーケティングでは、これらを意識することが重要です。
SNSマーケティングには、いくつかの手法があります。代表的な手法は次の通りです。
SNSに公式アカウントを開設して、自社の商品やサービスなどに関連する情報を発信します。
ユーザーに役立つ情報を発信し続けることやユーザーと双方向のコミュニケーションを図ることでファンを獲得できる可能性があります。
また、写真や動画を投稿して、ブランドイメージを向上させることも可能です。
売上につなげたい場合は、公式サイトやオンラインショップへ誘導するとよいでしょう。
SNSに広告を配信する取り組みです。
最も大きな特徴は、ターゲティングの精度が高いことといえるでしょう。
SNSのユーザーは利用登録時に、個人情報を入力していることが一般的です。
また、シェアなどの履歴から興味関心なども明らかになっていることが少なくありません。
これらを活用できるため、ターゲティングの精度が高いです。
特定のコミュニティに強い影響力を持っている人物(インフルエンサー)をマーケティングに起用する手法です。
例えば、商品を使った感想をSNSに投稿してもらうなどが考えられます。
ポイントは、それぞれのインフルエンサーが得意なジャンルをもっていることです。
自社の商品にマッチするインフルエンサーを起用すれば高い訴求効果を期待できます。
ここからは、BtoBビジネスにおけるSNSマーケティングの成功事例を紹介します。
BtoBサイト・コーポレートサイトの制作やアプリUIに強みがあるWeb制作会社です。
同社の代表が、Twitterでアカウントを開設・運用しています。
特徴は、同社の強みを感じられるBtoBマーケティングに関する情報を定期的に投稿していることです。
例えば「BtoB企業はブランディングとどう向き合うべきか?」などをテーマとする投稿を行っています。
マーケティングに悩む企業であれば、思わず相談したくなる内容です。
Twitterがひとつの集客チャネルになっていると考えられます。2022年時点のフォロワー数は7.7万人です。
建設機械の製造・販売を行っているメーカーです。
Twitterに公式アカウントを開設しています。
特徴は、画像を交えながら自社製品の特長をわかりやすく説明していることと日々の業務に役立つ情報を投稿していることです。
また、フォロワーから商品開発に役立つ意見を募るなど、双方向のコミュニケーションも意識しています。
Twitterをうまく活用している企業といえるでしょう。
2022年8月時点のフォロワー数は1万人です。
今回は、SNSマーケティングの概要と具体的な手法、BtoBビジネスにおける成功事例などについて紹介しました。
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