テレワークが普及した現代では、一般的な業務だけでなく取引先との商談もオンラインで行うことが珍しくありません。
相手と直接顔を合わせないため、つい身だしなみに無頓着になっている人も多いのではないでしょうか。
オンラインといえど、相手から見られる以上は身だしなみをきちんと整えておくべきです。
今回は、オンライン商談で注意したい身だしなみのポイントについて紹介します。
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パソコンやタブレット端末の画面越しに話をするオンライン商談では、直接顔を合わせる場合と比べていろいろと見えにくくなります。
画面の大きさや参加人数などによっては小さなスペースに自分が映ることになり、「適当な身だしなみでも気づかれないのでは」と考える人も多いでしょう。
テレワークだと朝起きた状態のまま仕事を始めるケースも多く、オンライン商談のために身だしなみを整えるのを面倒に感じてしまうことも少なくありません。
しかし、相手が気心の知れた同僚ではなく取引先の場合、身だしなみに気を抜くべきではありません。
カスタムオーダーアパレルブランド「株式会社FABRICTOKYO」がテレワーク経験のあるビジネスパーソンに行った調査によると、オンライン会議の相手が部屋着のような服装だと不快に感じると回答した人は合計50.9%に上りました。
不快に感じる理由としては、身だしなみがビジネスの最低限のマナーであること、オンオフの切り替えができていないと感じられることなどが挙げられています。
また、「仕事ができなさそうに見える」「仕事相手として軽んじられている」と受け止める人も多くいました。
自分にそのつもりがなくても、身だしなみがきちんとしていないと相手に不快感を与える恐れがあります。
大切な取引先との商談であれば、身だしなみを整える必要性がいかに高いかがわかるでしょう。
せっかく魅力的な提案をしても、身だしなみで相手に嫌われて失敗に終わったのでは悔やんでも悔やみきれません。
オンライン商談でも、相手に不快感を与えないためにきちんとした身だしなみを心がける必要があります。
オンラインならではの注意点も含め、具体的な身だしなみのポイントを6つ紹介します。
オンラインといえでも、大切な顧客との商談に違いはありません。
商談は提案の内容だけでなく、相手との信頼関係やお互いの印象で結果が左右されることもあります。
カジュアルな身だしなみでは相手に不快感を与えてしまい、商談が失敗に終わりかねません。
このようなリスクを避けるために、基本は対面での商談のようにスーツやジャケットを着用したほうが良いでしょう。
上着を脱ぐ場合に備え、インナーはワイシャツや襟付きのシャツを着用しておくと安心です。
ただ、画面越しでは素材や質感までは明確に伝わらないので、高品質のものにこだわる必要はありません。
オンライン商談では、服装の「カメラ映り」にも気を使いましょう。
室内は薄暗いため、画面を通すと顔色や表情が暗く不健康に見えがちです。
顔色を明るくするために、カメラの周囲に照明をセットしている人も多いでしょう。
このように、カメラを通すと相手には本来の色などが違った印象に映ることがあります。
服装も同様で、淡いカラーの服装だといわゆる「白飛び」し、相手からは服が眩しく光っているように見える可能性があります。
これでは相手に迷惑をかけてしまうので、オンライン商談を始める前に自分の画面を見て白飛びしていないか確認したり、照明を控えめにしたりしましょう。
オンライン商談では基本的に上半身しかカメラに映らないため、下半身は部屋着のままという人も少なくありません。
しかし、何らかのアクシデントが起きたり遠くの書類を取りに行ったりするなど、思わぬタイミングで立ち上がらなければならない可能性もあります。
上半身はスーツなのに下半身が部屋着という姿がカメラに写ってしまえば、相手はどう思うでしょうか。
「見えないところでは手を抜く人なんだな」と思われ、仕事の信頼を失うことにもなりかねません。
つい楽をしたくなりますが、万が一のことも考えて下半身もきちんとした服装を心がけましょう。
自宅で仕事をしていると、うっかり朝起きた状態のまま仕事を始め、オンライン商談に臨んでしまうこともあります。
もちろん、乱れた髪型や伸びたヒゲのまま取引先と打ち合わせを始めるのは良くありません。
画面越しだからわからないだろうと思っていても、カメラの性能や画質次第では意外と見えてしまいます。
オンライン商談が始まる前に鏡で自分の顔周りをチェックし、髪型やヒゲなどをきちんと整えるようにしましょう。
女性の場合は、メイクもある程度したほうがフォーマルな印象になり、商談の場にふさわしくなります。
とはいえ、画面越しでは細かい部分まではくっきり見えないので、対面の時のメイクとは少し違う、メリハリのきいたメイクをすると良いでしょう。
室内だと顔色が暗く見えやすいので、肌ツヤや血色が良くなるようなメイクもおすすめです。
Web会議ツールによっては、美肌補正や明るさ調整などが可能になるフィルター機能を備えたものもあるので、必要に応じて活用してみてください。
オンライン商談では、身だしなみ以外にも守りたいマナーがあります。
たとえば、バレないだろうと画面に映らないところでスマホを触ってしまう行為です。
連絡が入るとつい見てしまいがちですが、カメラや画面から視線が外れるとすぐに相手に気付かれてしまいます。
「話に集中していない」「軽んじられている」と相手に不快感を与えやすいので、商談中は相手からあまり視線を外さないようにしましょう。
また、自分が話すとき以外はマイクをオフにしておくのも大切な気遣いのひとつです。
マイクがオンになったままだと雑音を拾ってしまい、発言者の邪魔をしたり重要な部分を聞き逃したりしてしまいます。
また、時間を守ることも基本中の基本です。
「当然だろう」と思われるでしょうが、移動のないオンライン商談はうっかり約束を忘れてしまうことも少なくありません。
商談をすっぽかすなどあってはならないことなので、リマインダーを活用するなどして対策しておきましょう。
さらに、オンライン商談終了後にはお礼も兼ねて資料をメール送信するなど、フォローアップしていくことも大切です。
お礼をすることで取引先の印象も良くなり、そのまま忘れられてしまうという事態も防ぎやすくなります。
今回は、オンライン商談で注意したい身だしなみのポイントなどについて紹介しました。
営業活動は、商談以外にも顧客へのメールでの連絡や社内での報告、議事録の作成など多くの業務を行う必要があります。
営業活動の成果を最大化させるためには、上手くツールを活用して、顧客に向き合う時間を増やすことが重要です。
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