「アイスブレイク」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。
緊張した雰囲気を和らげ、コミュニケーションを活性化させるという手法です。
この手法を使うと、研修や商談などのビジネスシーンにおいてさまざまなメリットを得ることができます。
そこで今回は、アイスブレイクのメリットや話題の具体例などについて紹介します。
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アイスブレイクの「アイス」とは「緊張感」、「ブレイク」とは「打ち砕く」の意味です。
その名の通り、緊張した空気をほぐすために使われるコミュニケーション手法です。
例えば、初対面の相手といきなり本題に入ったところ、ぎこちなくなってしまい、会話が弾まなかったということはありませんか。
このようなときにはアイスブレイクを使うようにしましょう。
アイスブレイクのメリットは3つあります。
1つ目は、緊張感をほぐすことです。
本題に入る前に共感を得られやすい話題をすれば、その場の空気がなごみ、話しやすくなります。
2つ目は、相互理解が深まることです。
アイスブレイクで趣味や考え方を知ることで、相手の人となりがわかります。
その結果、自然と相手との距離が縮まります。
3つ目は、チームワークを円滑にするためです。
メンバー同士で会話が弾めば、チームワークも良くなります。
メンバーが一丸となって一つの目標に進むことができるでしょう。
商談や営業前のアイスブレイクとして有効なネタを紹介しましょう。
「木」は季節や気候、「戸」は道楽や趣味、「に」はニュース、「立」は旅、「て」は「天気」、「か」は家族、「け」は健康、「し」は仕事、「衣」は衣類・ファッション、「食」は食事、「住」は住まいです。
生活に密着した話題なので、誰もが話しやすいといえるでしょう。
営業したい商品やサービスに結びつけてこれらの話題を出すことをおすすめします。
「つ」は通勤、「て」は天気、「と」は富・景気、「な」は名前、「か」は身体・健康、「に」はニュース、「は」は流行り、「い」は異性・恋愛、「れ」はレジャー・趣味です。
「木戸に立てかけし衣食住」と重なるネタもありますが、こちらも話しやすいネタです。
どちらも語呂合わせで覚えておくようにしましょう。
ただし、身体や恋愛に関しては場合によっては嫌がられることがあります。相手との関係性によっては避けるようにしましょう。
次に、研修やチームワークを高めたいときに使うと、有効なアイスブレイクを紹介します。
まず、2人1組でペアになります。話を聞く人と話す人に分かれてインタビューをします。
一定時間が過ぎたら、役割を交代しましょう。
そして、お互いが相手の自己紹介をみんなの前でしていきます。
話を聞く力や人前で話す力を身につける練習にもなります。
サイコロの面一つひとつに話してほしいテーマを書きます。
「好きな食べ物」「出身地」「休日の過ごし方」など、何でもかまいません。
そして、一人ひとりがサイコロをふって、出た面に書かれたテーマについて話していくのです。
何が出るか分からないワクワク感で盛り上がります。
これは24時間以内に自分の身の回りに起こった楽しかったこと、うれしかったこと、新しい発見を話していくというものです。
「欲しかったセーターが20%オフで手に入った」「ランチで1品おまけしてもらえた」「会社の裏に新しい雑貨屋さんができた」など、ちょっとしたことでかまいません。
これらの報告を聞いた人は一緒になって喜ぶようにしましょう。
そうすれば、チームの連帯感が強まります。
また、ポジティブな感情が伝染していけば、チームの活性化にもよい影響を与えるでしょう。
まず、2組に分かれて、列になります。
次に、列の最初の人だけお題を見て、2番目の人に対してお題を伝えるジェスチャーをします。
2番目の人は3番目の人、3番目の人は4番目の人……というように、最後までジェスチャーでお題を伝えていきます。
そして、最後の人が「お題が何だったか」を言い当てるというものです。
2組で競い合うため、チーム同士の結束力が高まるでしょう。
アイスブレイクで避けたほうがいい話題があります。
それは宗教、政治、学歴に関することです。
場合によっては、相手との関係が縮まるどころか、険悪になる可能性もありますので、気をつけるようにしましょう。
相手をほめることも有効な手段ですが、あまりほめ過ぎると、逆に不快感を与えてしまいます。
また、雑談が苦手な人もいます。
話題を振ってみて、相手が乗り気にならなければ、それ以上話さないほうがよいでしょう。
さらに、相手が忙しくて時間がないときは本題から話してほしいものです。
そのようなときは、要点だけを伝えるようにしましょう。
今回は、アイスブレイクのメリットや話題の具体例などについて紹介しました。
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